外国籍の方が日本で生活するうえで欠かせない「在留カード」。
身分確認、役所での手続き、銀行口座の開設、会社への提出など、日常生活のあらゆる場面で必要になる大切な身分証です。
この記事では、在留カードにはどんな情報が載っているのか、どこを見れば何が分かるのか を、初めての方にも分かりやすく解説します。
■ 在留カードとは?
在留カードとは簡単に言うと、
日本に在留する外国籍の方に交付される公的な身分証明書です。
このカードには、以下のような重要な個人情報や在留状況がまとめて記載されています。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 国籍・地域
- 住所
- 在留カード番号
- 在留資格(例:技能実習、留学、技術・人文知識・国際業務、経営・管理など)
- 在留期間(いつまで日本に滞在できるか)
- 就労制限(働けるかどうか)
- 顔写真
- 交付日
- 住居地の届出日 など
日本での在留資格や活動内容を確認するうえで、最も基本となる書類です。
■ 在留カードの表面の見方
① 氏名・生年月日・国籍
ここにはご本人の基本情報が記載されています。身分確認に必ず使用される部分です。
② 在留カード番号
カード右上にある「英字+数字」の番号です。
届出や申請をするときに必要になることが多いため、控えておくと便利です。
③ 在留資格(ステータス)
例:
- 留学
- 技術・人文知識・国際業務
- 特定技能(1号)
- 経営・管理
- 永住者
など
どの活動が許可されているかが一目で分かります。
④ 在留期間(いつまでいられるか)
とても重要な欄です。
ここに書かれた期限までに在留期間更新の手続きをしなければ、在留資格が切れてしまいます。
⑤ 就労制限の有無
- 「就労不可」 → アルバイトも不可
- 「指定された活動のみ可」 → 留学生など
- 「就労制限なし」 → 永住者・定住者など
- 許可内容付き → 技能実習や特定技能など職種に限定がある場合
雇用する側も必ず確認すべき項目です。
■ 在留カードの裏面の見方
裏面には主に次の情報が記載されます。
● 住所
引っ越しをした際には、市区町村役場で住所変更の手続きをすると裏面に記載されます。
● 在留期間更新や資格変更の履歴
更新許可を受けると、裏面にスタンプ(記録)が追加されます。
● 特別な許可事項
パスポートに貼られない許可内容が裏面に記載されることもあります。
■ 在留カードをなくしたら?
在留カードは法律で常時携帯が義務付けられています。
紛失した場合は 14日以内に再交付申請 を行う必要があります。
- 日本国内 → 最寄りの入管へ
- 海外で紛失 → 帰国時に空港の入管で相談可能
紛失・盗難は警察への届け出も必要です。
■ まとめ:在留カードは日本で生活するための基本書類
在留カードには、在留資格・在留期限・就労可否など、日本で生活するうえで必須の情報が詰まっています。
自分のカードに何が書いてあるか理解しておくことで、手続きのミスやトラブルを防ぐことができます。
今後も外国人の方向けに、日本での生活情報や手続きの解説記事を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。